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ココロあたたまるメールやコメント、お電話
本当にありがとうございます。

sakiは、順調に回復しています。
鍼治療とレーザー治療を開始しました。
明日は、リハビリセンターへ行きます。

また、きっと自分の足でしっかり立つsakiの姿を
ここでお見せできると信じています。



その前に、これまでの経過を
sakiの記録として残しておこうと思います。








■発症1日目(8/18・火)■



いつも通りの朝を迎え、お散歩へ行きました。
sakiの大好きな秋ちゃん達と遊んでから
いつものコースをお散歩しました。







私は、お散歩の時も毎朝カメラを持って行ってたので
sakiが元気に歩く姿も撮っていました。







午後から、sakiパパのお仕事のお手伝いでお出掛けし
sakiはいつも通り、キャリーの中で寝てました。







夕方、帰宅して、それからずっとベッドで寝ていたsaki。

ご飯の時間になっても
起きてこないのはいつものことだったんだけど

この日は、朝から食べていなかったので
何か、おなかに入れなきゃ…と思って

sakiの大好物のササミを
口元に持っていってみると食べてました。

でも、口元から離すと、食べにこようとはせず
ずっとベッドでじっとしたままでした。


なんだか、おかしいなぁ…


明朝一番、病院へ連れて行くことにしました。








■発症2日目(8/19・水)■





朝、いつものように目覚ましと共に起きた私。
いつもなら、sakiが一緒に起き上がって
目覚ましの音楽に首を傾げるのに
この日は、目だけ開いてカラダは寝たまま。

こんなsakiは初めてでした。

別離不安のsakiは、私が他の部屋へ行っただけでも心配になって
様子を見に来るのに、その気配すらなく
ただただ、横たわっているだけでした。


朝一番で病院へ行きました。




(病院へ行く前のsaki)




病院では、触診、問診、血液検査、レントゲン検査を実施。




固有位置感覚は後脚に軽度低下が見られました。
(固有位置感覚:脚の裏を地面につく感覚)


反射の異常は見られず。
(反射→大脳まで行かないで反応する
反応→大脳まで行って反応する)


血液検査の結果が出るまでの間、病院の外で歩行の様子を見てみると
2m程度離れた私達の間を小走り(競歩に近い)で行ったり来たり。

この時点では、左後ろ脚が少しおかしいかな…程度でした。



血液検査の結果は、すべて正常値。

レントゲンは、特に気になるところはないが
骨の1箇所に、白く写ってる部分があって
もしかして、それが悪さをしているのかも…と言われました。



現状では、軽度のヘルニアかもしれません
との診断で


この日は、ビタミン剤を飲ませ
注射(プレドニゾロン、バイトリル)を打って、様子を見ることになりました。




もし、おしっこをしなければ夕方連れてきて下さいとのことでした。




帰宅後、グッタリのsaki
病院は、慣れないところだもんね。。。







朝から、何も食べていなかったので
ササミを焼いて、食べさせました。

3日前に焼いたササミには、プイッとしたのに
焼きたてササミは、完食。
お水も少し飲みました。



その後、おトイレに連れて行き、自力で排尿。
後脚をかがめる時に、少しふらついていました。


1時間ほど眠ったsaki


ムクッと突然起きあがったのでおトイレに連れて行くと
自力で排尿したけど、お尻を支えてあげないと
不安定で、できなくなっていました。







夕方、おしっこをしたので病院には行きませんでした。


夕食は、sakiの大好きな鶏鍋にして
元気を出してもらおうとしたんだけど

口をつけずプイッとして顔を背けました。


お昼間に焼いたササミはどうかな?とあげてみると
食べました。しかも2枚。


この時点で、sakiは座ろうともせず
sakiパパが座らせても、フラ~とよろめいていました。







夜中、何度かおトイレに連れて行ったのですが
おしっこはしませんでした。






■発症3日目(8/20・木)■





朝一、病院へ連れて行きました。







sakiの様子を見て
明らかに、昨日よりも悪くなっていると顔を曇らす先生。

もしかして、この進行のはやさから考えると
進行性脊髄軟化症の疑いもあると言われました。



この時点で、sakiは、立てなくなっていて
自力排尿はできなくなっていました。


後躯不全麻痺
固有位置感覚 なし
踏み直り反射 なし
浅部痛覚 なし
深部痛覚 低下


と診断され、このまますぐにヘルニアで有名な病院に行くことを
おすすめしますと言われました。


そのヘルニア治療で有名な病院は奈良にあって
私達は、すぐにでも走るつもりでした。

…が、運悪く、その病院が休診日で連絡がつかず
違う病院を紹介して頂きました。


sakiの場合、時間的猶予がないことが一番大きく
病院によっては、紹介しても手術は3日後など
すぐに処置してもらえないところもあるとか…。


私達が紹介して頂いたのは千里にある病院で
ここなら、今日中の手術は可能かも…ということでした。


sakiの今の症状から
神経学的にはグレード5


この状態から48時間以内に手術をしなければ
手遅れになる可能性が大きい。


でも、手術は、経験を重ねた先生にお任せしたい…
というのがあって

1日待って、ヘルニア治療で有名な奈良の病院へ行くか
今日中に手術をしてもらえる千里の病院へ行くか、選択を迫られました。


私達は、時間的なことを最優先に置き
後者を選択しました。


すぐに病院側で手続きをとってくださいました。



(手続き待ち時間のsaki)



紹介して下さる病院が、どんな病院か、正直不安でした。


当直の先生が、手術をされるということなら
片手間の手術になるんじゃないかとか
腕は確かなのかとか・・・

でも、詳しく話しを聞いていくと

仕事を終えた先生方が、sakiのために特別に
病院に来てくださって、手術をしてくださる

また、腕は確かな先生ばかりで
最高設備が整っているところということで


紹介して頂いた病院は、
北摂夜間救急動物病院でした。



お友達からも「安心して任せていいところよ」という言葉も頂けて
私たちは、夜の時間まで待ちました。



後でわかったことですが北摂夜間救急動物病院は、
以前、テレビでも紹介されていた病院で
sakiパパが緊急時の病院としてチェックしていた病院でした。



病院での手続きを終え、一旦、自宅へ戻り、夜の手術までの空き時間
手術費用の準備や調査をしました。









午後7時30分にかかりつけの病院へ行き
紹介状やレントゲン写真などの必要書類を頂き
先生におしっこを出してもらって、北摂へ向かいました。







病院へ到着した頃には、sakiはグッタリ
目は開いていても、動こうとはせず。







院長先生が、sakiを診てくださり
触診で

腰椎2番目に皮筋反射はあるが、それ以下はないので
恐らくそれ以下の神経は死んでいるんだろうと。

深部痛覚は消失

sakiは我慢強い子なので…というと
これは、激痛が走るくらいのものだから、我慢強さは関係ないとのこと。



すぐに血液検査とCT検査へうつりました。



CT検査結果を見ながら、T先生が説明をして下さいました。


CT画像を指差しながら、この子はわりと上のほうから神経が圧迫されてるようです。
と、聞いた瞬間、軟化症?と頭が真っ白になり
それは、軟化症ということですか?と聞くと

そうではなく、この部位はヘルニアにならない部位なので大丈夫ということでした。


脊椎11、12、13を削って、圧迫を取り除きます。
…と、言われたと思います。

この時点のことは、あまり覚えていなくて…



すぐに手術をお願いしました。



sakiは、手術室の入り口で、他の先生に抱っこされ
最後に話しかけさせて下さいました。

「saki、がんばってね」って、声にはならなかったけど。



6名体制で手術を行ってくだいました。

手術開始時間、21日午後10時

「手術が終わりました」の電話があったのは
22日午前12時45分。


すぐに連れて帰ることもできたのですが
経過を見守りたいとのことで、
閉院時間の午前5時まで病院で診てもらうことにしました。






■発症4日目(8/21・金)■




院長先生から、手術内容の説明がありました。



摘出部位を見せてくださり
脊椎11、12、13の13番に内出血が見られ
脊椎管左側の椎弓切除をしたとのこと。


院長先生から、個人的な意見として
本当に運が良かったというか、ついてましたね。と言われました。
手術をして下さった先生は、本当に腕の良い先生で
安心して下さって大丈夫です。と…

院長先生から、このような個人的な見解を頂いて
私達は、本当に嬉しく思いました。


手術の説明を聞いている間、sakiはsakiパパの声に反応して
ヒンヒン泣いていました。


院長先生からも、この子の場合は
入院というカタチをとるよりは
自宅療養で治療をすすめていくほうがいいかもしれませんね。
と、言われ

私達もその事は、手術の間中、話し合っていました。
自宅療養という方法があるなら
sakiにとっては、それがいいんじゃないかと。

それに伴う弊害も院長先生に聞いてみましたが
脊髄軟化症が術後1週間以内に出る可能性があるのですが
sakiの場合は、その可能性は少ないとのことで
入院施設のある病院を紹介してもらうのはやめ
自宅療養の方法をとることにしました。






院内から出てきたsaki



初めてエリカラをつけられたsaki
まだ、意識が朦朧としているようで目が泳いでました。



エリカラをとってあげるといつもの体勢になって








自宅到着まで、キャリーの中で眠ってました。





かかりつけの病院が開院するまでの間
自宅にて、時間を過ごし
開院時間前に、かかりつけの病院に行きました。



麻酔がまだ効いているので
点滴をしながら、様子を見たい・・・とのことで

私は、sakiがひとりにされるストレスを考えると
連れて帰りたくて仕方なかったのですが
かかりつけの先生からは、今日は病院で預からせて下さいと
強く言われてしまって、お願いすることにしました。



お昼、一度様子を見に来て下さいといわれていたので
見に行きました。







点滴につながれて、一人キャリーの中で静かにしていたsaki
でも、私たちの姿を見たら
か細い声でヒンヒン泣いて、かわいそうなことをしてしまいました。





夕方、早めにお迎えへ行こうと午後診の時間になったと同時に
sakiパパが電話をしてくれました。

すると、尿がワイン色になっていて
尿検査、血液検査をしてみると、溶血しているとのこと。



溶血?



sakiパパが電話を切ってすぐにネットで調べたり
知識のある方に聞いたりして、予備知識を得てすぐに病院へ行きました。


ワイン色の大きな注射器が3本と、小さめの注射器が1本。
どれも黒に近いワイン色をしていました。


それを見ただけで、私は失望してしまいました。

先生の説明によると
もし、溶血なら、ヘルニアとは関係なく
免疫不全とかの他の病気の可能性もあるので

この子の場合は
進行が早いから今晩が山場かもしれない…と言われました。


溶血に効く薬は、今のsakiの容態ではうつことはできないとのこと。
補助的な注射を打って様子を見ましょうということでしたが

sakiパパはストレスが原因に違いないと直感的にも感じていたので
これ以上、sakiのカラダに負担をかけたくないので
ひとまずは、何もせず、自宅へ連れて帰らせてもらいました。









saki 3歳 5日 家族になって1037日目
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こんばんは、sakiママです。

皆様には大変ご心配をお掛けして申し訳ありませんでした。
sakiが少し安定してきましたので、Blogアップさせて頂きます。



突然sakiがこんなことになって
困惑している私を支えて下さった方々

また、コメントや、メールやお手紙、お電話などで
力強い励ましの言葉を頂いたり

何も知識のない私達に
いろんな情報を教えて下さった方々



「ありがとう」の言葉では言い表せないほど
感謝の気持ちでいっぱいです。



本当にありがとうございました。





sakiと私達は、多くのお友達に支えられ励まされたおかげで
今、こうしてsakiと一緒にいることができています。







落ち着くまでに少し時間がかかっていますが







今のところ、sakiは
さすがに術後とあって、元気はありませんが
乗り越えてくれそうです。







今日は、切った部位に当てていたガーゼを取りました。







一歩、一歩、確実に回復していって…
と願う今日この頃です。







たくさんのお誕生日のお祝いのお言葉も、
かさねて、本当にありがとうございました。

頂いたコメントや、メール、お手紙に
感謝の気持ちをお返事したいと思っているのですが

できるだけ、今は、sakiの方に注意を向けていたいので
本当に申し訳ありませんが
ここで感謝の気持ちのお返事とさせて頂きたいと思います。







本当にありがとうございました。






saki 3歳 2日 家族になって1034日目
sakiパパです。

たくさんのあたたかい励ましのコメント、メール、お電話、お手紙など
誠に、ありがとうございます。

sakiは、順調に回復に向かってます。









がんばりますー!!

ありがとうございました。

お世話になります、sakiパパです。
昨日のわかりにくい記事にコメント頂いたみなさま、また直接メールや電話を頂いたみなさま、本当にありがとうございました。
いろいろ考えての不安、迷い、絶望感などでどうしようもない状態のときを助けて頂きました。本当に、力になって頂きました。
ありがとうございました。

私から簡単ですが、経過報告させて頂きます。
昨日の夜、ヘルニアの手術をして頂きました。
前検査のときは、深部痛覚がなくグレード5で、手術しても歩行についてはむつかしいかもしれませんとの事でしたが、最悪の事態は大丈夫だろうと言って頂きました。
CT検査後、可能とのことで、施術して頂きました。
今、安静状態を保つため、入院してます。
みなさま、御心配かけ申し訳ございませんでした。
また、御心配して頂きありがとうございました。
後日、sakiママからも、お礼と報告があると思いますが、
まずは私からのお礼、お詫び、報告とさせて頂きます。

本当にありがとうございました。
また、今後とも、何卒、よろしくお願い申し上げます。

ありがとうございました。

         sakiパパ

sakiがヘルニアになってしまいました。
病院には行ったんですが、寝たままなので、
どうしたらいいかわからなくて・・・。
経過とか完治までどれくらい時間かかったなど、教えてください。

sakiママは、泣いてばかりなので、
sakiパパが書きました。

よろしくお願い致します。


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