『これからどこへ行くのかな…』
この日は、リハビリの日。
sakiの緊張度合いが伝わってきます。
もう、抜糸も終わっているので、水中歩行のリハビリ開始です。
この機械、「動物用水中トレッドミル」というそうで
脚にかかる負荷が水の浮力で軽減するので
無理のない体力強化や筋力強化ができる装置です。
sakiは、今、5分~10分のお散歩の許可が下りていて
毎朝、公園へ行って歩いています。
トレッドミルでの歩行、この日は10分でした。
水中で10分の歩行は、地上で20分の歩行に
匹敵するそうです。
まだ10分ほどしか歩いていないsaki、最後まで歩けるのかな?!
水中トレッドミルでのsaki
初めての子はなかなか歩かないそうです。
でも、sakiは、最初から歩いちゃってました。ププッ
少しでも脚を止めると、後へスーと流されていっちゃって
先生達も手で補助して下さるんだけど
早足で戻ってくるsakiを見てると、頑張ってるな~なんて…。
動画も撮ってみたので、よかったら見てみてね。
先生に、後脚がしっかり前脚に続いて動いているから大丈夫。
と、言われました。
よかった~
最後は、シャンプーしてもらって終了です。
トレッドミルで歩くだけで体力を消耗しているので
シャンプーは、素早くすることが大事だそうです。
お家でのシャンプーもワンちゃんにとっては
かなり体力を消耗するらしいです。
疲れている時などは、気をつけてあげて下さいね。
水中トレッドミル、シャンプーで疲れきったsaki
…と、思ったら
シャンプーを終えて、フロアーを元気よく小走りしてきたsaki
意外なほどに元気、元気。
若いってすごいな~
いつも励ましのコメントやメール、本当にありがとうございます。
頂いた応援メッセージを何度も読み返し、励みにしながら
sakiと一緒に頑張っています。
お返事がなかなかできず本当にごめんなさい。
しばらくの間、コメントのお返事は訪問した時にさせて下さいね。
そして、ブログをされていない方は、こちらの方で
コメントのお返事をさせて頂きますね。
saki 3歳 24日 家族になって1056日目
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『これから病院へ行くの…』
sakiは、リハビリセンターに通いながら
鍼治療、レーザー治療にも通っています。
鍼治療・レーザー治療はsakiには、とっても合っているようで
初めて鍼・レーザー治療をしてもらった日に、早速、変化が起きました。
それまでは、ピーンと伸びきってた前脚
それが、曲がるようになったんです。
コリがほぐされたような感じなのかな…
とっても楽になったようで、それからは
気持ち良さそうに眠れるようになりました。
そして、もうひとつ
それが、コチラ
…ん?
…なに?
sakiの横顔???
って思うよね。
別に普通の写真。
だけど、これもすごいことだったんです。
『sakiの頭が起き上がってる』
それまでは頭が起き上がることもなかったんです。
もう、ホント寝たきりでした。
寝返りも、もちろんできないから
30分おきに、寝返りをさせたり
お友達から、「ママの手は、魔法の手」って教わって
痛みがマシになってくれたらな…と思いながら
sakiのカラダをずーとなでたり
早く、感覚が戻ってくれたらな…と思いを込めて
足裏マッサージをしたり
とにかくsakiに触れていました。
そんな寝たきりsakiが、鍼・レーザー治療を受けてから
頭を起こせるようになったんです。
ホントはごくごく普通のことなんだけど、
できなかっただけに嬉しさもひとしお…
鍼・レーザー治療のすごさを感じました。
身が軽くなるのか、コリがなくなるのか
嬉しくて?!ヨロヨロしながらも
治療して頂いた日は、家の中でも走る姿を見せたりするんです。
本当にびっくりです。
そんなsakiが鍼治療・レーザー治療をしている様子を
写真に撮らせて頂きました。
鍼に電気が通っていて、ピクッ…ピクッ…って
筋肉が動いてます。
saki、嫌がることなくじーーーとしてるんですよ。
本当に気持ちいいみたい。
鍼治療を考えていらっしゃる方がもしいらっしゃったら
是非、一度、してもらうといいと思います。
個体差はあるかと思いますが、sakiにはとっても合いました。
おかげで、sakiは、寝たきり生活から
頭をあげれるようになり
前回の動画のように、前脚だけで歩けるようになり
そして、後脚も使って4足歩行もできるようになり…
リハビリセンターの先生も、鍼・レーザー治療の先生も
みんなが驚くスピードで回復していっています。
いつも励ましのコメントやメール、本当にありがとうございます。
私達は、頂いた応援メッセージを何度も読み返し、励みにしながら
sakiと一緒に頑張っています。
お返事がなかなかできず本当にごめんなさい。
しばらくの間、コメントのお返事は訪問した時にさせて下さいね。
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コメントのお返事をさせて頂きますね。
saki 3歳 21日 家族になって1053日目
皆様からの応援メッセージは、
私達にとって、勇気と励ましと希望を与えてくれる大切なお言葉です。
ひとつ、ひとつの言葉を、しっかりと思いに焼き付けて
sakiと一緒にリハビリに励む毎日です。
本当にありがとうございます。
術後、北摂救急動物病院の院長先生から
早期手術を行ったおかげで、神経への圧迫を早く取り除け
「グレード5だけど、歩ける可能性はあります。」
と、言われていました。
「神経も壊死していなかったので、きっと、歩けるでしょう。」
とも、言われました。
椎間板ヘルニアは、神経細胞が椎間板物質の圧迫により壊死してしまうと
歩行できなくなる可能性がグ~ンと上がってしまう病気です。
この圧迫を早く取り除いてあげると、歩ける可能性が見えてきます。
私達は、sakiが歩けなくても…、車椅子生活でも…
sakiが生きていてくれさえいれば、それで十分と思っていたので
正直、「歩ける」の言葉には、それほど重みを感じていませんでした。
でも、今になって、この言葉の意味を深く感じている今日この頃です。
『今日は、どこへ行くの?』
sakiは、術後、鍼治療・レーザー治療をしてもらいながら
リハビリセンターにも通っています。
兵庫県尼崎市にある「動物リハビリテーションセンター・HARC」
こちらの施設で、アメリカ・テネシー大学で資格を取得した
動物理学療法士の先生がsakiのリハビリを行って下さっています。
sakiの不安気な顔…
最初は、いろんなワンちゃんのニオイがするようで
すごく緊張してしまうようです。
鍼治療、レーザー治療をしてもらってから
sakiに動きが出てきて
その2日後
リハビリセンターに来た日の動画です。
こんなにも動くsaki
私達もびっくりです。
固まった脚の筋肉を低出力レーザーとマッサージでほぐしてくれて
尻尾を触られるのを嫌がる犬の習性を利用して立たせる方法で
sakiを立たせてくださいました。
動物理学療法士の先生からも
「本当にグレード5?」と聞かれるほど
術後9日にして、こんなに歩けるのはすごいことのようでした。
これには、手術までの時間が大きく関係しているようで
あの時の判断が、正しかったんだと思った瞬間でした。
この日、sakiに与えられた課題は
足裏のマッサージ
尻尾を触って立たせること
太らせること
の3点でした。
太らせること…は、
先生もこんなこと、初めて言うわ~とおっしゃっていたけど
この時のsaki、実は、2.1kgほどしかなく
体重が軽すぎて、重みがないために背中が丸くなって
綺麗なフォームで歩くことができないんだそうです。
もともと2.4kgの筋肉隆々だったsaki
今は、あれだけあった筋肉がひとつもなくなって
脚はガリガリさん。
こんな脚では立てないよね…って思うほど。
綺麗なフォームで4足歩行できるよう
これからしっかり食べて筋肉増やしていかないとね。
sakiは、この日、広いフロアで歩き回って
『久しぶりにリフレッシュしました~♪』
というような、表情を見せてくれました。
与えられた3つの課題と、
鍼・レーザー治療の先生から与えられていた
屈伸運動を欠かさず行い
術後14日目のsakiです。
まだまだ後脚がフラフラしてるけど
ちゃんと立って、歩いているでしょ~
偶然にもsakiと同じ日に手術をしたダックスちゃんがいるんだけど
その子は、まだ、ここまで歩けないそうです。
本当に、みんなの声が天に届いて
sakiに奇跡を起こしてくれたと思っています。
ありがとうございます。
私達と一緒に、みんながsakiのことを祈り
励ましてくれたおかげです。
本当に、本当にありがとうございます。
saki 3歳 12日 家族になって1044日目
いつもsakiと、私達にあたたかいコメントやメール
お電話をありがとうございます。
(お返事ができていなくてごめんなさい。)
本当に嬉しく思っています。
多くの方からの応援のおかげで
sakiは、順調に回復し、リハビリを頑張っています。
私達もsakiの頑張る姿を見て一喜一憂しながら
過ごしています。
たぶん、早い段階で、いいご報告ができるんじゃないかと
明るい気持ちで、リハビリに取り組んでいます。
忘れないうちに、続きをアップします。
病院の先生から、「溶血」かもしれないと言われて
自宅に戻ってきたsaki
カテーテルから出る尿がワイン色なの、わかるかな…?!
この尿、「血尿」ではないのです。
「溶血」
遠心分離機にかけると、血尿なら綺麗に分離するらしいのですが
sakiの尿は、分離せず、全体的に溶けてしまっていたのです。
血液検査をしてみても、赤血球の数値が下がっていて
これ以上、数値が下がると、良くない。と言われました。
sakiの進行の速さが気になるところだけど
今晩は、歯茎の色を注意して見ていて下さいと言われました。
歯茎の色が白っぽくなると悪くなっているということでした。
一難去ってまた一難…
saki、頑張って乗り越えてね。
食欲ゼロのsaki
帰宅後、お水をいっぱい飲んでしまい
お腹がパンパンになって、PM8:45 ~PM9:15までの間
お水をもどしてしまいました。
これには、反省しました。
体力を消耗しているsaki
もどすのはかなりつらかったはずです。
お水を欲しがっても、少しずつ…
適量を飲ませなければいけないと、強く反省しました。
■術後1日目(8/22・土)■
「溶血」の状態を見るために
薄めのトイレシートに採取したおしっこを落として
変化を見ました。
sakiのおしっこ
PM7:30 2ml ワイン色
PM10:45 1ml ワイン色
AM1:45 2ml ワイン色
AM4:00 9ml ワイン色
AM7:15 12ml 黄色+赤茶
「今夜が山場かも」という先生の言葉が頭の中をグルグル回って
私の生きがいのsakiに何かあったら…と、心配で心配で
夜中、何度も歯茎の色を見て
おしっこも採るんだけど、ワイン色からは変わらず
不安な夜を過ごしました。
朝、おしっこを採ってみると
一部分、黄色に変わっていました。
そして、赤い血の塊のようなものも出てきて
「よかったぁ~」と安堵の声。
これで山場は過ぎて、一安心。。。と思いました。
病院で待ってる時のカテーテル
うっすら赤茶色になったでしょ。。。
本当によかったです。
この日、病院はすごく混んでいて
病院の中で待つと、sakiが緊張してしまうので
クルマの中でずっと待ってました。
そしたら、途中、先生が様子を見に来てくださいました。
先生も一安心…といった感じでした。
血液検査をして、数値が下がっていないか見て下さり
溶血の疑いは晴れました。
やっぱり、相当なストレスが原因だったのかな…と
他の先生もsakiのところに来て、言っておられました。
ストレスが原因で溶血する子が、まれに、いるそうですが
病院では、初めてだったようです。
カテーテルはずっと入れてると衛生的に良くないのと
膀胱を押さえて排尿することで、リハビリにもつながるので
カテーテルを抜いて下さいました。
sakiの尿は、まだ、赤い塊が出てきたりしていたので
その塊が膀胱でつまったりはしないのかと聞くと
残った分は、体内に吸収されたりするので、
特に問題はないですが・・・
と、言って、先生が膀胱を押さえると
しっかり赤い塊が出てきたので、心配がひとつ消えました。
あと、右前脚にしていた点滴用の固定部分を抜いて下さいました。
本当は、この日も朝から夜まで入院する予定だったのですが
sakiにとって、入院することはかなりの負担なので
先生も、お家の方がいいみたいだね。
と言って、自宅療養になりました。
抗生剤の注射を1本打って、ビタミン剤を飲ませてもらって帰宅。
翌日は、日曜日で病院は休診日なんだけど
午前中は予約制で当直の先生がいらっしゃるとのことで
おしっこができなかったり、薬を飲ませられなかった時は
予約をとっておきますので来てくださいとのことでした。
帰宅中のsaki
ほっとしている感じでした。
毎日、1つ、1つのことをクリアしていくのに必死な私。
そんな、頼りない私に
毎日、sakiの経過を心配して連絡を下さる経験者のお友達が
次は、リハビリだね。とかレールをひいて下さって
無知な私に、知識とアドバイスを与えて下さるんです。
本当にありがたいです。
sakiは、きっと術後の痛みと格闘してるはず…
この日、sakiの3歳のお誕生日
誰もが予想もしなかったカタチで迎えた3歳のお誕生日でした。
お誕生日のプレゼントを贈って下さったお友達
本当にありがとうございました。
また、後日、ご紹介させて頂きます。
sakiが元気になったら、お誕生日のお祝いを
あらためてしようと思ってます。
それまで、sakiと私たち、頑張ります。
saki 3歳 8日 家族になって1040日目
ココロあたたまるメールやコメント、お電話
本当にありがとうございます。
sakiは、順調に回復しています。
鍼治療とレーザー治療を開始しました。
明日は、リハビリセンターへ行きます。
また、きっと自分の足でしっかり立つsakiの姿を
ここでお見せできると信じています。
その前に、これまでの経過を
sakiの記録として残しておこうと思います。
■発症1日目(8/18・火)■
いつも通りの朝を迎え、お散歩へ行きました。
sakiの大好きな秋ちゃん達と遊んでから
いつものコースをお散歩しました。
私は、お散歩の時も毎朝カメラを持って行ってたので
sakiが元気に歩く姿も撮っていました。
>
午後から、sakiパパのお仕事のお手伝いでお出掛けし
sakiはいつも通り、キャリーの中で寝てました。
夕方、帰宅して、それからずっとベッドで寝ていたsaki。
ご飯の時間になっても
起きてこないのはいつものことだったんだけど
この日は、朝から食べていなかったので
何か、おなかに入れなきゃ…と思って
sakiの大好物のササミを
口元に持っていってみると食べてました。
でも、口元から離すと、食べにこようとはせず
ずっとベッドでじっとしたままでした。
なんだか、おかしいなぁ…
明朝一番、病院へ連れて行くことにしました。
■発症2日目(8/19・水)■
朝、いつものように目覚ましと共に起きた私。
いつもなら、sakiが一緒に起き上がって
目覚ましの音楽に首を傾げるのに
この日は、目だけ開いてカラダは寝たまま。
こんなsakiは初めてでした。
別離不安のsakiは、私が他の部屋へ行っただけでも心配になって
様子を見に来るのに、その気配すらなく
ただただ、横たわっているだけでした。
朝一番で病院へ行きました。
(病院へ行く前のsaki)
病院では、触診、問診、血液検査、レントゲン検査を実施。
固有位置感覚は後脚に軽度低下が見られました。
(固有位置感覚:脚の裏を地面につく感覚)
反射の異常は見られず。
(反射→大脳まで行かないで反応する
反応→大脳まで行って反応する)
血液検査の結果が出るまでの間、病院の外で歩行の様子を見てみると
2m程度離れた私達の間を小走り(競歩に近い)で行ったり来たり。
この時点では、左後ろ脚が少しおかしいかな…程度でした。
血液検査の結果は、すべて正常値。
レントゲンは、特に気になるところはないが
骨の1箇所に、白く写ってる部分があって
もしかして、それが悪さをしているのかも…と言われました。
現状では、軽度のヘルニアかもしれません
との診断で
この日は、ビタミン剤を飲ませ
注射(プレドニゾロン、バイトリル)を打って、様子を見ることになりました。
もし、おしっこをしなければ夕方連れてきて下さいとのことでした。
帰宅後、グッタリのsaki
病院は、慣れないところだもんね。。。
朝から、何も食べていなかったので
ササミを焼いて、食べさせました。
3日前に焼いたササミには、プイッとしたのに
焼きたてササミは、完食。
お水も少し飲みました。
その後、おトイレに連れて行き、自力で排尿。
後脚をかがめる時に、少しふらついていました。
1時間ほど眠ったsaki
ムクッと突然起きあがったのでおトイレに連れて行くと
自力で排尿したけど、お尻を支えてあげないと
不安定で、できなくなっていました。
夕方、おしっこをしたので病院には行きませんでした。
夕食は、sakiの大好きな鶏鍋にして
元気を出してもらおうとしたんだけど
口をつけずプイッとして顔を背けました。
お昼間に焼いたササミはどうかな?とあげてみると
食べました。しかも2枚。
この時点で、sakiは座ろうともせず
sakiパパが座らせても、フラ~とよろめいていました。
夜中、何度かおトイレに連れて行ったのですが
おしっこはしませんでした。
■発症3日目(8/20・木)■
朝一、病院へ連れて行きました。
sakiの様子を見て
明らかに、昨日よりも悪くなっていると顔を曇らす先生。
もしかして、この進行のはやさから考えると
進行性脊髄軟化症の疑いもあると言われました。
この時点で、sakiは、立てなくなっていて
自力排尿はできなくなっていました。
後躯不全麻痺
固有位置感覚 なし
踏み直り反射 なし
浅部痛覚 なし
深部痛覚 低下
と診断され、このまますぐにヘルニアで有名な病院に行くことを
おすすめしますと言われました。
そのヘルニア治療で有名な病院は奈良にあって
私達は、すぐにでも走るつもりでした。
…が、運悪く、その病院が休診日で連絡がつかず
違う病院を紹介して頂きました。
sakiの場合、時間的猶予がないことが一番大きく
病院によっては、紹介しても手術は3日後など
すぐに処置してもらえないところもあるとか…。
私達が紹介して頂いたのは千里にある病院で
ここなら、今日中の手術は可能かも…ということでした。
sakiの今の症状から
神経学的にはグレード5
この状態から48時間以内に手術をしなければ
手遅れになる可能性が大きい。
でも、手術は、経験を重ねた先生にお任せしたい…
というのがあって
1日待って、ヘルニア治療で有名な奈良の病院へ行くか
今日中に手術をしてもらえる千里の病院へ行くか、選択を迫られました。
私達は、時間的なことを最優先に置き
後者を選択しました。
すぐに病院側で手続きをとってくださいました。
(手続き待ち時間のsaki)
紹介して下さる病院が、どんな病院か、正直不安でした。
当直の先生が、手術をされるということなら
片手間の手術になるんじゃないかとか
腕は確かなのかとか・・・
でも、詳しく話しを聞いていくと
仕事を終えた先生方が、sakiのために特別に
病院に来てくださって、手術をしてくださる
また、腕は確かな先生ばかりで
最高設備が整っているところということで
紹介して頂いた病院は、
北摂夜間救急動物病院でした。
お友達からも「安心して任せていいところよ」という言葉も頂けて
私たちは、夜の時間まで待ちました。
後でわかったことですが北摂夜間救急動物病院は、
以前、テレビでも紹介されていた病院で
sakiパパが緊急時の病院としてチェックしていた病院でした。
病院での手続きを終え、一旦、自宅へ戻り、夜の手術までの空き時間
手術費用の準備や調査をしました。
午後7時30分にかかりつけの病院へ行き
紹介状やレントゲン写真などの必要書類を頂き
先生におしっこを出してもらって、北摂へ向かいました。
病院へ到着した頃には、sakiはグッタリ
目は開いていても、動こうとはせず。
院長先生が、sakiを診てくださり
触診で
腰椎2番目に皮筋反射はあるが、それ以下はないので
恐らくそれ以下の神経は死んでいるんだろうと。
深部痛覚は消失
sakiは我慢強い子なので…というと
これは、激痛が走るくらいのものだから、我慢強さは関係ないとのこと。
すぐに血液検査とCT検査へうつりました。
CT検査結果を見ながら、T先生が説明をして下さいました。
CT画像を指差しながら、この子はわりと上のほうから神経が圧迫されてるようです。
と、聞いた瞬間、軟化症?と頭が真っ白になり
それは、軟化症ということですか?と聞くと
そうではなく、この部位はヘルニアにならない部位なので大丈夫ということでした。
脊椎11、12、13を削って、圧迫を取り除きます。
…と、言われたと思います。
この時点のことは、あまり覚えていなくて…
すぐに手術をお願いしました。
sakiは、手術室の入り口で、他の先生に抱っこされ
最後に話しかけさせて下さいました。
「saki、がんばってね」って、声にはならなかったけど。
6名体制で手術を行ってくだいました。
手術開始時間、21日午後10時
「手術が終わりました」の電話があったのは
22日午前12時45分。
すぐに連れて帰ることもできたのですが
経過を見守りたいとのことで、
閉院時間の午前5時まで病院で診てもらうことにしました。
■発症4日目(8/21・金)■
院長先生から、手術内容の説明がありました。
摘出部位を見せてくださり
脊椎11、12、13の13番に内出血が見られ
脊椎管左側の椎弓切除をしたとのこと。
院長先生から、個人的な意見として
本当に運が良かったというか、ついてましたね。と言われました。
手術をして下さった先生は、本当に腕の良い先生で
安心して下さって大丈夫です。と…
院長先生から、このような個人的な見解を頂いて
私達は、本当に嬉しく思いました。
手術の説明を聞いている間、sakiはsakiパパの声に反応して
ヒンヒン泣いていました。
院長先生からも、この子の場合は
入院というカタチをとるよりは
自宅療養で治療をすすめていくほうがいいかもしれませんね。
と、言われ
私達もその事は、手術の間中、話し合っていました。
自宅療養という方法があるなら
sakiにとっては、それがいいんじゃないかと。
それに伴う弊害も院長先生に聞いてみましたが
脊髄軟化症が術後1週間以内に出る可能性があるのですが
sakiの場合は、その可能性は少ないとのことで
入院施設のある病院を紹介してもらうのはやめ
自宅療養の方法をとることにしました。
院内から出てきたsaki
初めてエリカラをつけられたsaki
まだ、意識が朦朧としているようで目が泳いでました。
エリカラをとってあげるといつもの体勢になって
自宅到着まで、キャリーの中で眠ってました。
かかりつけの病院が開院するまでの間
自宅にて、時間を過ごし
開院時間前に、かかりつけの病院に行きました。
麻酔がまだ効いているので
点滴をしながら、様子を見たい・・・とのことで
私は、sakiがひとりにされるストレスを考えると
連れて帰りたくて仕方なかったのですが
かかりつけの先生からは、今日は病院で預からせて下さいと
強く言われてしまって、お願いすることにしました。
お昼、一度様子を見に来て下さいといわれていたので
見に行きました。
点滴につながれて、一人キャリーの中で静かにしていたsaki
でも、私たちの姿を見たら
か細い声でヒンヒン泣いて、かわいそうなことをしてしまいました。
夕方、早めにお迎えへ行こうと午後診の時間になったと同時に
sakiパパが電話をしてくれました。
すると、尿がワイン色になっていて
尿検査、血液検査をしてみると、溶血しているとのこと。
溶血?
sakiパパが電話を切ってすぐにネットで調べたり
知識のある方に聞いたりして、予備知識を得てすぐに病院へ行きました。
ワイン色の大きな注射器が3本と、小さめの注射器が1本。
どれも黒に近いワイン色をしていました。
それを見ただけで、私は失望してしまいました。
先生の説明によると
もし、溶血なら、ヘルニアとは関係なく
免疫不全とかの他の病気の可能性もあるので
この子の場合は
進行が早いから今晩が山場かもしれない…と言われました。
溶血に効く薬は、今のsakiの容態ではうつことはできないとのこと。
補助的な注射を打って様子を見ましょうということでしたが
sakiパパはストレスが原因に違いないと直感的にも感じていたので
これ以上、sakiのカラダに負担をかけたくないので
ひとまずは、何もせず、自宅へ連れて帰らせてもらいました。
saki 3歳 5日 家族になって1037日目